ミジンベニハゼとの再会
- kmcscuba1977
- 9月5日
- 読了時間: 2分
今日は台風通過で海はクローズ
でも足の速い台風のため、明日にはダイビングを再開できそうです
もちろん今日は潜ってないため、海中の様子はわかりませんが、先日ガイド中に嬉しい出会い（再会）があったので時系列でご紹介させていただきます
７月５日 水深１０mという浅場で空き缶に入ったミジンベニハゼを発見
串本の西側ではあまり見かけない魚なので、ゲスト様にご案内しながらも大事に観察をしてました
発見当初はほとんど缶のなかに入らず、あくびもよくしてくれました
７月２１日 この日が唯一ペアでの観察ができました
興味深いのがしきりに缶の外を２匹で飛び回っていたことです
求愛的な感じだったのかな？
７月２３日 この日以降あまり缶から出てこなくなりました
よく見ると缶の中で卵を育てておりました
８月１０日~１１日
この２日間は台風並みの大時化、この日以降空き缶の行方はわからなくなり観察は不能に…
そして今週の月曜日（９月１日）、当初の発見場所より７０ｍほど離れた場所でほぼ埋まった状態の空き缶を発見
空き缶の状態からミジンはいないだろうと判断
でも念のため掘り起こして溜まった砂を出していると極小のミジンが出現
缶の中で孵化した稚魚が生き残っていたと思われます
まさか稚魚に会えるとは思ってなかったため、最初は何が起きているか頭が付いていかず、状況を理解するのに時間がかかりました
生まれたばかりかな？
おそらく通常この時期は浮遊期かと思いますが、空き缶が埋まってたのでそれがかなわなかったでしょう
サイズ感はこんな感じ、極小です
まだまだ観察していたいけど、今日の台風でまた旅立っていることと思います
でも８月のあの大時化を乗り越えたこの子なら、この台風もきっと乗り越えて立派な大人に成長することでしょう！！
「ニ度あることは三度ある」
３回目の再会を心より祈っております
明日よりボートもビーチも再開です！
ではまた～
串本マリンセンター
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